【真相】トラネキサム酸の飲み薬の副作用は1%未満?血栓は別の欄にあった

【PR】この記事は広告(アフィリエイト)を含みます。順位付けはせず、公式の情報をもとに書いています。

トラネキサム酸を飲みたいけど、血栓の話が怖い…。

トラネキサム酸の飲み薬の副作用と頻度を、添付文書の数字をもとに解説します。

医療用の添付文書(薬の使い方や注意点が書かれた説明書)では、胃腸の不調の頻度が0.1〜1%未満です。

一方で、トラネキサム酸を飲む人が気にする血栓は、副作用とは別の「注意が必要な人」の欄に書かれています。

結論:トラネキサム酸の飲み薬の副作用は?
  • 胃腸の不調が中心で頻度は0.1〜1%未満
  • かゆみ・発疹・眠気はどれも0.1%未満
  • けいれんは人工透析を受けている人で報告(頻度不明)
  • 血栓は体の状態しだいで医師の判断が必要
  • 美容目的は救済制度の対象にならない場合あり

市販・皮膚科・オンライン診療のどこで薬をもらうかは、トラネキサム酸の飲み薬はどこでもらうかの比べ方で整理しています。

トラネキサム酸の飲み薬の副作用は胃腸の不調が中心で頻度は1%未満

トラネキサム酸の飲み薬で頻度の数字がある副作用は、胃腸の不調・かゆみ・眠気で、どれも1%未満です。

添付文書の副作用は胃腸・かゆみ・眠気・けいれんの4つ

トラネキサム酸の医療用の添付文書に並ぶ副作用は、胃腸の不調・かゆみや発疹・眠気・けいれんの4つです。

出典は、PMDA(薬の審査や副作用の救済を行う独立行政法人)が公開するトランサミン錠の添付文書。

項目 主な症状 頻度
消化器症状 食欲不振・吐き気・嘔吐・下痢・胸やけ 0.1〜1%未満
過敏症 かゆみ・発疹など 0.1%未満
その他 眠気 0.1%未満
重大な副作用 けいれん(人工透析を受けている人) 頻度不明
※PMDA「トランサミン錠 添付文書」(2023年1月改訂)より

表の4つのうち、けいれん以外はどれも1%未満です。

けいれんだけは、胃腸の不調などと違って頻度の数字が書かれていません。

血栓は副作用の欄ではなく注意が必要な人の欄にある

トラネキサム酸の医療用の添付文書では、血栓症(血のかたまりが血管につまる病気)は、副作用の欄に書かれていません。

血栓が出てくるのは、「特定の背景を有する患者に関する注意」という注意が必要な人の欄です。

血栓のある人と、血栓症があらわれるおそれのある人が「注意が必要な人」に入ります。添付文書に書かれた理由は、「血栓を安定化するおそれがある」というもの。

血栓の注意は、飲む人の体の状態によって変わります。

血栓が心配な人の注意点は、血栓が心配な人向けの章にまとめました。

美容目的だと救済制度の対象にならない場合がある

医薬品副作用被害救済制度は、薬の副作用で入院が必要になるほどの健康被害が出た人に、医療費などを給付する公的な制度です。

給付を受ける前提は、添付文書どおりの「適正な使用」とされています。

項目 内容
救済制度の前提 添付文書どおりの適正な使用
肝斑・シミ 医療用の承認された効能に入っていない

医療用トラネキサム酸の承認された効能(国が認めた、使ってよい病気や症状)に、肝斑(かんぱん)やシミは入っていません。

東京の皮膚科の例では、肝斑への使用で重い副作用が出ても、救済制度の対象にならない場合があるとの案内です。

制度のしくみと市販薬との違いは、救済制度の章で詳しく解説します。

副作用を相談しながら飲める所を選ぶと続けやすい

副作用が気になる人は、飲み始める所を3つの基準で選ぶと続けやすくなります。

副作用が気になる人の選び方
  • 飲む前に医師へ体の状態を伝えられる
  • 飲んでいる間に副作用を相談できる窓口
  • 体に合わなければすぐ止められる契約

3つの基準を公式の案内で確かめられるのが、オンライン診療のANS.(アンス)です。

項目 ANS. レバクリ
診察料 0円 0円
送料 0円 1回550円
副作用の相談 HADA相談室から医師へ 医師やカウンセラー
止める期限 次回決済予定日の3日前まで 次回発送予定日の前日まで
料金の例 月5,610円(シミ治療の3種・1か月から) 月3,300円(12か月ごと)
※2026年10月20日時点・税込。ANS.の止める期限は公式のよくある質問で確かめられます。最新は公式で確認

ANS.の料金・診察・受け取りの全体は、ANS.(アンス)の料金・診察・受け取りで一覧にしています。

飲み始めて胃がむかむかしたら、誰に聞けばいいのか分からない。

オンライン診療で薬だけが届くと、ひとりで判断することになりそうで不安になります。

何かあったとき、誰に聞けばいいの…。

ANS.では、気になる症状をHADA相談室に送ると、スキンアドバイザーが医師につないでくれます。

胃の不調やかゆみを、一人で抱えずに相談できる窓口です。

診察料0円で既往歴や飲んでいる薬を先に伝えられるので、飲んでよい体かを医師の判断で確かめてから始められます。

  • 公式のよくある質問にスキンアドバイザーが医師と連携と明記
  • 薬のページでも体の異変はHADA相談室へと案内
  • 診察料・送料は期間限定ではなく0円と案内

原則はビデオ診察で、本人確認書類の用意が必要です。顔を見せるのに抵抗がある人もいますが、ビデオ診察は早ければ数分で終わると案内されています。

回数のしばりがないため、体に合わなければ次回決済予定日の3日前までに止めて、1回分で区切ることも可能です。

注文が確定したあとのキャンセルはできないので、内容と金額は確定前に見ておきましょう。

診察料0円のまま医師に体の状態を相談できるので、公式で診察の流れを見てみませんか。

\ 診察料0円・回数のしばりなし /

症状ごとに違うトラネキサム酸の飲み薬の副作用の頻度

トラネキサム酸の飲み薬の副作用は症状ごとに頻度の区分が分かれ、0.1〜1%未満に入るのは胃腸の不調だけです。

吐き気や胸やけなど胃腸の不調は1%未満

吐き気や胸やけなどの胃腸の不調は、医療用の添付文書で0.1〜1%未満と書かれています。

区分名は消化器症状(胃や腸の不調)で、食欲不振・悪心(吐き気)・嘔吐・下痢・胸やけの5つ。

頻度の欄で0.1%未満より上の区分に入るのは、胃腸の不調だけ。

胃腸の不調が続くときは、自己判断で飲み続けずに処方した医師へ相談しましょう。添付文書は、異常が見られたら投与を中止するなど適切な処置を行うよう医師に求めています。

市販のトランシーノEXでは、下痢だけは続いたり強くなったりしたら相談する症状という扱いです。

かゆみや発疹は0.1%未満で過敏症のサイン

かゆみや発疹は、医療用の添付文書で0.1%未満の過敏症(薬に体が強く反応すること)に分けられています。

過去に同じ成分で過敏症が出た人も、添付文書では「注意が必要な人」の扱いです。

市販のトランシーノEXでは、発疹・発赤・かゆみが出たら直ちに服用を中止して相談するよう定めています。

薬でアレルギーが出たことがある人
  • 処方薬は診察の問診で医師に伝える
  • 市販薬は買う前に薬剤師に相談

アレルギーの経験は小さなことでも、飲み始める前に伝えておくと医師や薬剤師が判断しやすくなります。

眠気も0.1%未満と書かれている

眠気は、医療用の添付文書の「その他」の区分に0.1%未満と書かれています。

かゆみや発疹と同じ区分の頻度で、胃腸の不調より低い割合です。

ANS.の薬のページも、眠気を0.1%未満の副作用として載せています。

眠気が続いて日中の生活に困るときの相談先は、処方した医師です。飲む時間や量は、自分で変えないでおきましょう。

けいれんは人工透析を受けている人で報告がある

けいれんは医療用の添付文書で「重大な副作用」とされ、人工透析を受けている人で報告があります。

人工透析は、腎臓の代わりに機械で血液をきれいにする治療です。

けいれんの頻度は「頻度不明」とされ、胃腸の不調のような数字はありません。

市販のトランシーノEXは、透析療法を受けている人は服用しない決まりです。添付文書には、理由として「けいれんがあらわれることがある」と書かれています。

透析中の人や腎臓の病気がある人は、処方の前に医師へ伝えて判断してもらいましょう。

腎臓の病気がある人の注意は、腎臓の病気がある人の項目にまとめました。

白髪が増えるという話は添付文書に書かれていない

白髪が増えるという話は、トラネキサム酸の医療用の添付文書の副作用の欄には書かれていません。

先発品(最初に出た薬)と後発品(同じ成分のあとから出た薬)の両方で、副作用の欄に白髪の記載がないことを確かめました。

項目 白髪の記載
トランサミン錠(先発品) 副作用の欄になし
トラネキサム酸錠250mg「YD」(後発品) 副作用の欄になし

添付文書にないことは、「白髪にならない」と言い切れる根拠にもなりません。

髪の色などに気になる変化があれば、処方した医師に相談しましょう。

市販と処方でトラネキサム酸の飲み薬の副作用の書き方は違う

トラネキサム酸の飲み薬の副作用は、医療用の添付文書では頻度の数字つきで、市販薬の添付文書では症状を並べる形で書かれています。

頻度の数字が載っているのは医療用の添付文書

副作用の頻度の数字が載っているのは、医師が処方する医療用医薬品の添付文書に限られます。

先発品のトランサミン錠と後発品のトラネキサム酸錠250mg「YD」は、頻度の書き方が同じです。

なお、ANS.の薬のページは、流通の状況で薬のメーカーが変わる場合があると案内しています。

項目 区分 副作用の書き方
トランサミン錠 医療用(先発品) 頻度の数字あり
トラネキサム酸錠250mg「YD」 医療用(後発品) 頻度の数字あり
トランシーノEX 市販薬(第1類医薬品) 症状を並べる形

東京の皮膚科には、副作用を「いずれも発症頻度は不明です」と案内する例もあります。

頻度を数字で確かめたい人には、PMDAが公開する医療用の添付文書が手がかりです。

トランシーノEXの添付文書には頭痛やめまいも並ぶ

市販のトランシーノEXの添付文書には、頭痛・めまい・動悸も副作用の可能性として並んでいます。

医療用の添付文書の副作用の欄には、頭痛の記載がありません。

項目 症状
皮膚 発疹・発赤、かゆみ
消化器 吐き気・嘔吐、腹痛、食欲不振、胸やけ
循環器 動悸
精神神経系 頭痛、めまい

トランシーノEXでは、表の症状が出たら直ちに服用を中止して相談する決まりです。

市販薬は含まれる成分の数が違うため、2つの添付文書だけで頭痛の出やすさを比べることはできません。

トランシーノEXはトラネキサム酸のほかに5つの成分を含む

トランシーノEXは、トラネキサム酸のほかに5つの成分を含む第1類医薬品(薬剤師の説明を受けて買う市販薬)です。

項目 4錠中の量
トラネキサム酸 750mg
L-システイン 240mg
アスコルビン酸 300mg
ピリドキシン塩酸塩 6mg
パントテン酸カルシウム 24mg
ニコチン酸アミド 40mg

用法は15歳以上で、1回2錠を1日2回、食後に飲む決まりです。

処方のトラネキサム酸は、医師が量を決めるトラネキサム酸だけの錠剤という違いがあります。

市販薬と処方の違いをもっと知りたい人は、トラネキサム酸の市販薬とトランシーノ・処方の違いで詳しく比べました。

血栓が心配な人が知っておきたいトラネキサム酸の飲み薬の注意点

血栓が心配な人は、体の状態と飲んでいる薬を医師に伝え、トラネキサム酸を飲めるかどうかを判断してもらいます。

血栓がある人やできやすい人は医師の判断が必要

血栓がある人や血栓症になりやすい人は、トラネキサム酸を飲むかどうかを医師に判断してもらう必要があります。

トラネキサム酸は、線溶(せんよう)と呼ばれる「血のかたまりを溶かす体の働き」を抑える抗プラスミン剤です。

項目 添付文書の内容
血栓のある人 脳血栓・心筋梗塞・血栓性静脈炎など
血栓症のおそれがある人 血栓を安定化するおそれ
消費性凝固障害のある人 注意が必要な人に記載
手術後に横になっている人など 起き上がるときなどに肺塞栓症の報告

当てはまるか自分では分からない人も、既往歴を医師に伝えれば判断してもらえます。

喫煙や体重・家族の病歴も医師に伝えたい情報

喫煙や体重、家族の病歴も、医師が血栓症のリスクを考えるときに確かめる情報です。

東京の皮膚科の例では、血栓症の既往・家族歴がある人や喫煙している人、肥満の人は「リスクを考慮する必要」があると案内しています。

市販薬の添付文書で飲む前の相談が必要とされる人
  • 以前に血栓症にかかった人
  • 家族が血栓症を起こした人
  • 先天性の凝固異常症を指摘された人
  • 経口避妊薬やホルモン補充療法の薬を使っている人

当てはまる項目は、問診で自分から伝えておくと医師が判断しやすくなります。

ピルを飲んでいる人の扱いは医療機関で違う

ピル(経口避妊薬)を飲んでいる人へのトラネキサム酸の処方は、医療機関によって方針が違います。

項目 案内
東京の皮膚科の例 低用量ピルを飲んでいる人には原則処方しない
ANS. 血栓症のリスクを理解した人には処方していると案内
市販のトランシーノEX 経口避妊薬を使う人は飲む前に相談
レバクリ トラネキサム酸を含まないセットがある

レバクリには、ピル服用中の人向けにトラネキサム酸を含まない「スキンサイクルケアセット」があります。

どの扱いでも、ピルを飲んでいることは医師に伝えて判断してもらいましょう。

医療機関ごとの考え方は、トラネキサム酸とピルの併用と血栓の注意で解説しています。

激しい頭痛や胸の痛みは血栓症の初期症状

激しい頭痛や胸の痛みは、市販のトランシーノEXの添付文書が挙げる血栓症の初期症状です。

本剤は,血栓(血液が固まったもの)を溶けにくくする作用のある成分を含んでいます。そのため,血栓症の初期症状※に注意して下さい。

出典:PMDA「トランシーノEX 添付文書」

添付文書は、初期症状として次の4つの組み合わせなどを挙げています。

  • 激しい頭痛・舌のもつれ
  • 10分以上続く締め付けられるような胸の痛み・突然の息切れ
  • 片足のふくらはぎの痛み・むくみ
  • 原因不明の突然の呼吸困難・胸の痛みを伴う一過性の意識消失

東京の皮膚科の例でも、服用中に突然の息切れや胸の痛みが出たらすぐに医療機関を受診するよう案内しています。

初期症状に当てはまるときは、相談窓口の返事を待たずに医療機関へ向かいましょう。

処方の前に医師へ伝えたい体の状態と飲んでいる薬

トラネキサム酸を処方してもらう前は、腎臓・妊娠や授乳・年齢・飲んでいる薬の4つを医師に伝えます。

腎臓の病気がある人や透析を受けている人

腎臓の病気や人工透析は、トラネキサム酸を処方してもらう前に医師へ伝えたい体の状態です。

医療用の添付文書は、腎不全(腎臓の働きが大きく落ちた状態)の人では「血中濃度が上昇することがある」としています。

項目 医療用 市販のトランシーノEX
腎不全・腎臓病 注意が必要な人 飲む前に相談
人工透析 注意が必要な人 服用しない

健康診断で腎臓の数値を指摘されたことがある人も、問診で伝えておくと医師が飲めるかどうかを判断しやすくなります。

妊娠中や授乳中は医療機関によって方針が分かれる

妊娠中や授乳中のトラネキサム酸の扱いは、医療機関によって方針がさまざまです。

医療用の添付文書は、妊婦には「治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与」としています。

項目 案内
東京の皮膚科の例 妊娠中・授乳中の人への処方は控えている
ANS. 妊活中・妊娠中・授乳中の服用は問題ないと考えていると案内
市販のトランシーノEX 妊婦・授乳中の人は飲む前に相談

ANS.は、妊娠が分かったら産婦人科の主治医に服用を伝えたうえで続けるよう案内しています。

方針が医療機関で違うため、妊娠の予定や授乳の有無は医師に伝えて判断してもらいましょう。

高齢の人は量を減らすなどの注意がある

高齢の人は、医療用の添付文書で「減量するなど注意すること」とされています。

理由は、高齢の人は一般に体の生理機能が低下していることが多いためです。

市販のトランシーノEXの添付文書は、55歳以上の人に飲む前の相談を求めています。

処方の問診では、年齢とあわせて持病や飲んでいる薬も伝えましょう。高齢の人に合う量を決めるのは医師です。

トロンビンなど一緒に使えない薬がある

トラネキサム酸と一緒に使えない薬は、医療用の添付文書でトロンビン(出血を止めるために使う薬)とされています。

トロンビンは併用禁忌(一緒に使ってはいけない薬)のため、トロンビンを使っている人はトラネキサム酸を飲めません。

項目 薬の名前
併用禁忌 トロンビン
併用注意 ヘモコアグラーゼ・バトロキソビン・凝固因子製剤

併用注意は一緒に使うときに注意が要る薬で、ヘモコアグラーゼは大量に一緒に使うと血栓ができやすくなるおそれがあるという記載です。

ANS.は、ANS.で処方しているほかの薬との併用は問題ないと案内しています。

ほかの病院でもらっている薬は、名前と量を医師に伝えましょう。

市販のトラネキサム酸入りの薬と重ねて飲まない

処方のトラネキサム酸を飲んでいる間は、トラネキサム酸を含む市販の飲み薬を重ねて飲まないようにしましょう。

市販のトランシーノEXの添付文書も、服用中はトラネキサム酸を含む内服薬を飲まないよう定めています。

トラネキサム酸はのどの痛みや湿疹の薬にも承認された成分なので、市販薬を買う前は成分表示を確かめましょう。

成分に迷ったときは、処方の薬を飲んでいると薬局で伝えて薬剤師に相談できます。

美容目的だとトラネキサム酸の飲み薬の副作用は救済制度の対象外になることも

美容目的のトラネキサム酸の飲み薬で重い副作用が出ても、救済制度の対象にならない場合があります。

入院が必要なほどの副作用には国の救済制度がある

薬を適正に使っても入院が必要なほどの副作用が出たときは、医薬品副作用被害救済制度で給付を受けられる場合があります。

PMDAの救済制度の案内ページによると、病院で処方された薬も薬局で買った薬も対象です。

項目 内容
給付の種類 医療費・医療手当・障害年金など7種類
医療費・医療手当の対象 入院治療を必要とする程度の場合
請求する人 健康被害を受けた本人か遺族
必要な書類 医師の診断書・投薬証明書など

医療費の請求は支払いから5年以内など、給付ごとに期限があります。

支給するかどうかは、薬事審議会の審議を経て厚生労働大臣が判定する決まりです。

救済の前提は添付文書どおりの「適正な使用」

救済制度の前提になる「適正な使用」は、添付文書の効能・用法・注意どおりの使い方が基本です。

「適正な使用」とは、原則的には医薬品等の容器あるいは添付文書に記載されている効能・効果、用法・用量及び使用上の注意に従って使用されることが基本となりますが、個別の事例については、現在の医学・薬学の学問水準に照らして総合的な見地から判断されます。

出典:PMDA「救済制度に関するQ&A」

PMDAのQ&Aは、対象にならない場合として「医薬品等の使用目的・方法が適正であったとは認められない場合」も挙げています。

対象になるかどうかは、事例ごとの総合的な判断です。

肝斑やシミは医療用トラネキサム酸の承認された効能にない

肝斑やシミは、医療用トラネキサム酸の承認された効能・効果に入っていません。

医療用トラネキサム酸で承認されている主な効能
  • 出血しやすい状態や異常な出血
  • 湿疹・じんましん・薬疹などの赤みやかゆみ
  • 扁桃炎・咽喉頭炎ののどの痛みや腫れ
  • 口内炎の痛み

承認された効能に入っていない目的で使うことを、承認範囲外(適応外)と呼びます。

肝斑への使用は承認範囲外となるため、重篤な副作用が生じても、医薬品副作用被害救済制度の対象とならない場合があります。

出典:東京の皮膚科の例(肝斑とトラネキサム酸の案内ページ)

レバクリも、美容皮膚目的での処方は国内で承認されておらず、重い副作用が出た場合は救済制度の対象外と明示しています。

美容目的の飲み薬の位置づけは、美容目的のトラネキサム酸の飲み薬とはで解説しました。

市販のトランシーノEXは肝斑が承認された効能

市販のトランシーノEXは、しみ(肝斑に限る)が承認された効能・効果の第1類医薬品です。

項目 承認された効能
医療用トラネキサム酸 出血・湿疹・咽頭炎などで、肝斑・シミは含まれない
トランシーノEX しみ(肝斑に限る)

救済制度は薬局で買った薬も対象で、肝斑に用法どおり飲むトランシーノEXは効能どおりの使い方にあたりますが、対象になるかどうかは事例ごとに判断されます。

ただし、肝斑かどうかは自分で判断して買うため、肝斑以外のシミに使うと効能の外です。

2か月を超えて続けない決まりなど、用法の範囲も確かめておきましょう。

皮膚科でもオンライン診療でも救済制度の扱いは同じ

美容目的で処方されたトラネキサム酸は、皮膚科でもオンライン診療でも承認範囲外という扱いは同じです。

理由は、医療用トラネキサム酸の承認された効能が、受診する場所で変わらないことにあります。

救済制度の対象外になる場合があるからこそ、副作用を早めに相談できる体制がある所を選びましょう。飲む前に体の状態を医師へ伝えることも同じくらい大切です。

美容目的の処方は、保険が使えない自由診療が一般的。

保険の扱いは、肝斑のトラネキサム酸治療と保険適用で解説しました。

通院して相談しながら飲みたい人は、トラネキサム酸を皮膚科でもらうにはも参考になります。

トラネキサム酸の飲み薬は長く続けると副作用が増える?

長く飲むと副作用が増えるとは、トラネキサム酸の医療用の添付文書に書かれていません。

医療用の添付文書に飲む期間の上限は書かれていない

医療用のトラネキサム酸の添付文書には、飲む期間の上限が書かれていません。

用法・用量は、成人で1日750〜2,000mgを3〜4回に分けて飲み、年齢や症状で適宜増減する書き方です。

ずっと飲み続けても大丈夫かな…。

上限がないことは何年でも飲んでよいという意味ではなく、続けるかどうかは医師が判断します。

飲む期間を決めるときは、肌の状態と体調を再診で医師に伝えましょう。

市販薬は2か月まで・処方は医師と決めて続ける

市販のトランシーノEXは、2か月を超えて続けて飲まない決まりです。

添付文書は、効果がわかる目安として1か月程度は服用するよう案内しつつ、再び飲むときは最低2か月あけるよう求めています。

項目 飲む期間
処方のトラネキサム酸 上限の記載なし・医師が判断
トランシーノEX 2か月を超えて続けない

処方の場合の休薬(薬を一定期間やめること)について、ANS.は基本的に必要ないと考えていると案内しています。

休薬の考え方は医療機関によって違うため、続ける期間は処方した医師と決めましょう。

やめたあとの話も含めて、トラネキサム酸を飲み続けるとどうなるかで解説しています。

イヌに長く大量に与えた報告が添付文書の参考欄にある

医療用の添付文書の「その他の注意」には、イヌに長期・大量に投与して網膜変性があらわれたという報告が載っています。

人での報告ではなく、非臨床試験(動物などで行う試験)にもとづく情報です。

添付文書は、動物の試験の情報も含めて注意を広く載せています。人で同じことが起きると書かれているわけではありません。

長く飲むなかで目の見え方に気になる変化があれば、処方した医師に相談しましょう。

副作用かなと思ったらどこへ?トラネキサム酸の飲み薬の相談先

トラネキサム酸の飲み薬で副作用かなと思ったら、処方薬は処方した医師、市販薬は医師か薬剤師に相談します。

処方薬は出した医師へ・市販薬は説明書を持って薬剤師へ

処方のトラネキサム酸で気になる症状が出たときの相談先は、処方した医療機関の医師です。

市販のトランシーノEXは、添付文書に「この文書を持って医師又は薬剤師に相談して下さい」と書かれています。

項目 相談先
処方薬 処方した医療機関の医師
市販薬 添付文書を持って医師か薬剤師
激しい頭痛・胸の痛みなど すぐに医療機関を受診

添付文書を取っておくと、相談するときに飲んだ薬の成分と量を正しく伝えられます。

自己判断で量を増やしたり2回分を飲んだりしない

トラネキサム酸の飲み薬は、自己判断で量を増やさないようにしましょう。

ANS.は、トラネキサム酸を1回1錠・1日2回の朝夕食後に飲み、1日4錠までと案内しています。

東京の皮膚科の例も、飲み忘れたら2回分をまとめて飲まないという案内です。

量で迷ったときの考え方
  • 飲む量は処方した医師が決める
  • 飲み忘れても2回分をまとめて飲まない
  • 量を変えたいときは再診で医師に相談

肝斑のトラネキサム酸の量の目安は、肝斑のトラネキサム酸は1日何mgかで解説しています。

ANS.は副作用の相談を医師につなぐ窓口がある

ANS.(アンス)は、副作用の相談をHADA相談室から医師へつなぐ窓口があるオンライン診療です。

ANS.公式LINEのHADA相談室までご連絡をお願いいたします。スキンアドバイザーがすぐに医師と連携し、対応させていただきます。

出典:ANS.公式「よくあるご質問」

HADA相談室は、化粧品検定を持つスキンアドバイザーが数時間以内に返信するチャットの相談窓口です。再診(2回目以降の診察)では、医師が治療内容を見直すしくみ。

ANS.は、副作用が起きたときに医師へつなぐ窓口がある点に強みがあります。

飲み始めてから胃の不調が出たときは、ANS.のHADA相談室に症状を送ると、医師の対応につながる仕組みです。

手続きや料金で気になる点は、ANS.のオンライン診療の口コミで気になる点で公式の事実と照らしました。

レバクリは医師やカウンセラーに相談できる

レバクリは、「医師やカウンセラーにいつでも相談できる」と公式で案内しているオンライン診療です。

診察は8時〜翌2時で、初診料・診察料は0円。

医師の判断で薬を処方できない場合もあると、レバクリは公式で案内しています。

項目 1か月あたり(税込) 合計(税込)
3か月ごと 4,180円 12,540円
6か月ごと 3,960円 23,760円
12か月ごと 3,300円 39,601円
※ライトケアセット(トラネキサム酸250mg 60錠+シナール60錠)・送料1回550円は別・2026年10月20日時点・最新は公式で確認

レバクリのプランは3か月ごと・6か月ごと・12か月ごとのため、最初に少なくとも3か月分をまとめて払う形です。

長く続けると決めていて、まとめて払える人には、12か月ごとで月3,300円(税込)になるレバクリという選び方もあります。

料金の組み立ては、レバクリの料金・診察・受け取りにまとめました。

定期便は止め方を先に知っておくと慌てない

体に合わなかったときに慌てないよう、定期便の止め方と期限は申し込む前に知っておきましょう。

項目 ANS. レバクリ
止める期限 次回決済予定日の3日前まで 次回発送予定日の前日まで
止める窓口 解約フォーム(マイページ)か公式LINEの相談室 マイページ
契約のしばり 回数のしばりなし 違約金・手数料なし
気をつけたいこと 注文確定後のキャンセル・返品は不可 支払い済みの薬はキャンセル不可
※2026年10月20日時点。ANS.の止める期限は公式のよくある質問で確かめられます

ANS.は、期限を過ぎた停止の申請は認められないと規約に定めています。

レバクリは、次回発送予定日の前日まではマイページからいつでも解約が可能です。

止め方がはっきりしていると、体に合わないと感じたときに1回分で区切る判断がしやすくなります。

トラネキサム酸の飲み薬の副作用でよくある質問

トラネキサム酸の飲み薬の副作用はいつごろ出やすい?

副作用が出やすい時期は、医療用・市販とも添付文書に書かれていません。飲み始めから気になる症状があれば、処方した医師に相談しましょう。症状ごとの頻度は症状ごとの頻度の章にまとめました。

胃がむかむかするときは食後に飲めばいい?

ANS.は朝夕の食後に飲むよう案内し、市販のトランシーノEXも食後に飲む決まりです。むかむかが続くときは、飲み方を自分で変えずに医師へ相談しましょう。胃腸の不調の頻度は胃腸の不調の項目で解説しています。

頭痛はトラネキサム酸の副作用?

頭痛は、市販のトランシーノEXの添付文書に副作用の可能性として載っています。医療用の添付文書の副作用の欄には、頭痛の記載がありません。激しい頭痛は血栓症の初期症状にも挙がるため、血栓症の初期症状の項目も確かめておきましょう。

トラネキサム酸を飲むと白髪が増えるって本当?

医療用の添付文書の副作用の欄に、白髪の記載はありません。ただし記載がないことは、白髪にならないという意味ではない点に注意。詳しくは白髪の項目で解説しています。

ピルを飲んでいてもトラネキサム酸を飲める?

原則処方しない皮膚科もあれば、リスクを理解した人には処方していると案内するANS.もあります。どちらの場合も、ピルを飲んでいることは医師に伝えて判断してもらいましょう。違いはピルの項目とトラネキサム酸とピルの併用で解説しています。

飲んでいる途中で妊娠がわかったら?

妊娠が分かったら、トラネキサム酸を飲んでいることを産婦人科の主治医に伝えましょう。ANS.は伝えたうえで続けるよう案内し、妊娠中は処方を控える皮膚科もあります。方針の違いは妊娠中・授乳中の項目にまとめました。

トランシーノEXと処方のトラネキサム酸を一緒に飲んでもいい?

重ねて飲まないのが添付文書の決まりです。トランシーノEXの添付文書は、服用中にトラネキサム酸を含む内服薬を飲まないよう定めています。理由は重ねて飲まない項目で解説しました。

飲み忘れたら次に2回分を飲んでいい?

飲み忘れても、次に2回分をまとめて飲まないようにしましょう。東京の皮膚科の例でも、2回分をまとめて飲まないよう案内しています。量の考え方は量の項目にまとめました。

救済制度の相談はどこにすればいい?

救済制度の相談は、PMDAの救済制度相談窓口が受け付けています。請求は本人か遺族がPMDAに直接行い、医師の診断書などが必要です。美容目的の扱いは救済制度の章で解説しています。

副作用が心配でもオンライン診療で処方してもらえる?

副作用が心配な人も、オンライン診療で体の状態を医師に伝えて処方を相談できます。医師の判断で対面診療をすすめられる場合や、処方できない場合があることも知っておきましょう。流れはオンライン診療でトラネキサム酸をもらう流れで、相談できる窓口は相談先の章で解説しています。

まとめ:トラネキサム酸の飲み薬の副作用を知って相談できる所から始めよう

トラネキサム酸の飲み薬の副作用は胃腸の不調が中心で、頻度は0.1〜1%未満です。

一方で、血栓が心配な体質と救済制度の扱いは、飲み始める前に知っておきたい事実といえます。

記事のポイント
  • 副作用の頻度は胃腸の不調で0.1〜1%未満(症状ごとの頻度)
  • 血栓は注意が必要な人の欄に記載(血栓の注意点)
  • 美容目的は救済制度の対象外の場合あり(救済制度)
  • 気になる症状は処方した医師に相談(相談先)
  • 迷ったら、副作用の相談を医師につなぐHADA相談室があるANS.

美容目的だと救済制度の対象にならない場合があると知って、飲み始めるのをためらう人もいます。

副作用の頻度が低いと分かっても、何かあったときに誰を頼ればよいかは気になるところ。

飲む前に体のことを相談したい…。

ANS.では、診察料0円のビデオ診察で、持病やピルの有無を医師に伝えたうえで処方を相談できます。

体の状態を医師に伝えてから始めるので、飲んでよいかを一人で決める必要はありません。

飲み始めたあとも、HADA相談室から医師につないでもらえるため、気になる変化をすぐ相談できます。

  • 診察料・送料は0円(ANS.の案内)
  • 副作用はHADA相談室から医師へ連携(公式のよくある質問)
  • 再診で医師が治療内容を見直すしくみ

保険が使えない自由診療なので、費用を全額自分で払う点は皮膚科の美容目的の処方と同じです。

医師の判断で、対面診療をすすめられる場合もあります。

回数のしばりがなく、1回だけの購入もできるので、まず1か月分で体に合うかを医師と確かめる始め方が可能です。

体の状態を伝えて医師の判断を聞くところから、ANS.で始めてみませんか。

\ 診察料0円・1回だけの購入もOK /

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